不妊治療 Fertility treatment

治療方針と受診案内 Visits guided treatment policy

1.当院の治療方針

不妊治療の目的

不妊治療の目的は妊娠することではなく、元気な赤ちゃんを産み、夫婦で育てることです。
自然に妊娠すれば良いですが、なかなか思うように妊娠に至らない場合もあります。その場合は、人の手を借りて妊娠する方法(不妊治療)を選択する事も出来ます。また、出産も自然分娩ではなく、帝王切開にて分娩する方法もあります。
これらは、全て赤ちゃんが産まれてくる過程で、どの方法で産まれてきたとしても、『愛される命』として何も変わりがありません。
不妊治療を受けられる方は、『治療を受けている』とよう発想を持たずに、赤ちゃんを出産するための一つの方法を選択していると考えることが大切だと考えます。

ご自身の未来を想像してみましょう

最近の女性は年齢を重ねても美しく、プライベートに仕事にと活躍の場が広がっています。エステやファッションで実年齢より見た目年齢を若くすることは簡単にできますし、自分の夢はいくつになってもトライする事が出来ます。しかし残念ではありますが、医療技術は進化した現在も卵子を若返らせるには至らず、妊娠・出産に適した年齢は昔と変わりません。
いつかは子どもがほしい、いつかは親になりたい。そんな風に漠然と考えられている人、今は考えていないけれど、そう遠くない未来に子どもを授かりたいと思っている方、これから未来の「ライフプラン」を描いてみませんか?

不妊治療の開始 - 妊娠 - 出産をイメージする

あなたの年齢は?
お子様は何人欲しいですか?

例えば 35歳で治療を開始、お子様お二人希望

お二人妊娠までにかかる期間を下記と想定

  • 検査 約 2ヵ月
  • 治療 約10ヵ月
  • 妊娠期間 約10ヵ月
  • 育児期間 約24ヵ月
  • 2人目治療 約10ヵ月
  • 妊娠期間 約10ヵ月

※治療期間、育児期間などはあくまで仮定です。

35歳 治療開始 > 36歳 妊娠 > 37歳 出産 > 39歳 2人目治療開始 > 40歳 2人目妊娠 > 41歳 2人目出産

2.当院からのお願い

  • ご夫婦でよく相談を

    不妊治療はご夫婦で取り組む問題です。晩婚化の中、治療を受けても子供を持てない夫婦は多く、また妊娠する力があっても、自然妊娠にこだわり子供を持てない夫婦も多くいらっしゃいます。妊娠に至らない場合、誰が治療を打ち切るか、難しい選択をせまられることもあります。
    まずは、ご夫婦でよく話し合いをされる事をおすすめします。不妊治療を始めるにあたり、何より大切なのは『ご夫婦の信頼関係』です。

  • ステップアップ治療と
    ジャンプアップ療法

    ステップアップ治療は自然に近い方法からスタートし、段階的に人の手を借りる治療へ進んでいく方法です。ジャンプアップ療法は、いくつかの治療を飛び越え、より確率の高い治療を選択する方法です。
    検査結果・年齢、またご夫婦の希望などを考慮し、どちらの療法を選択するかを決めます。

    ステップアップ治療とジャンプアップ療法
  • ご出産までサポートします

    不妊治療で無事に妊娠に至ってもそれは通過点で、授かった命が無事に生まれてくる事が不妊治療の目的と考えます。妊娠に至るまでの流れを把握している私たちが、妊娠後の妊娠管理から分娩まで責任をもって担当させて頂きます。新しい命が誕生するまで、安心してお過ごしください。

  • 当院からのお願い

    不妊治療は、ご夫婦と治療を行う医師・スタッフが協力して乗り越えるものです。
    そのために医師やスタッフとの信頼関係が大変重要です。
    ネットや口コミ等で様々な不妊に関する情報を得る事が出来ますが、不妊の原因も検査結果も患者様により違ってきます。必ずしも正確な情報ではない場合も多くあります。また、治療法も日々進化しています。そういった情報を信頼するよりは、あなたの主治医である医師を信頼してください。わからない事があれば、どんどん聞いてください。
    医師・スタッフともに、患者様が早く不妊治療を卒業し、赤ちゃんを授かって頂ける事を願い頑張って行きます。

  • スタートは急いで、
    治療は焦らず

    残念ながら卵子の質は年齢を重ねる毎に低下していきます。お子様をお望みの方は、治療を早くスタートしましょう。不妊治療は、基本的に月経から次の月経までを1周期として検査や治療を進めていきます。月経が28日周期でコンスタントにある方でも1年間に13回程しか妊娠するチャンスはありません。
    その少ないチャンスを確実にとらえ、一歩一歩進んでいきましょう。

  • 治療にかかる費用と助成金

    検査や治療の中には、健康保険が利かず自費治療となる検査や治療が多くあります。ご自身の治療にいくらのお金が必要なのか明確にして患者様に疑問のないようにしたいと考えています。ご不明な点があれば、いつでもお尋ねください。
    治療には少なからずの費用がかかりますが、経済的負担を軽減するため『特定不妊治療費助成制度』があります。また、自治体によっては、追加給付がある場合もあり、お子様を望まれるカップルが不妊治療に取り組みやすい環境となっています。
    この制度には、適用条件があります。詳しくは、お住いの自治体にお問い合わせください。

  • 不妊教室にご参加ください

    当院では、不妊治療への知識を深めて頂くために、定期的に不妊教室を開催しています。正しい知識を持っていただく事で、ご自身の治療に積極的に取り組んで頂けると思います。ぜひ、ご主人さまとご一緒にご参加ください。これから不妊治療をされている方、これから不妊治療を始めようかと思われている方、どなたでも参加可能です。
    開催日時など詳しくは不妊教室ページをご覧ください。

3.受診方法のご案内

初診

初診の方は予約の必要はありません。
月曜日~金曜日の午前診(9時~12時)または午後診(14時30分~18時)土曜日午前診(9時~12時)に来院して下さい。
今までに不妊検査・治療を受けられている方は、検査結果と治療内容を紙に記載して持ってきて下さい。
体外受精を受けられている方は、体外受精・顕微授精の回数、採卵数・胚移植数等わかる範囲でまとめて記載して持ってきていただければ助かります。
なお、初診時の精液検査はお受けしていません。ご希望の方はご来院の上、診察を受けて下さい。

再診

上記診療時間内かまたは不妊外来の時間帯(月曜~金曜日の14時30分~15時)に受診して下さい。

当院には3つの診察室があり、第1中待合と第2中待合に分かれています。
第1中待合は妊婦様、第2中待合には婦人科・不妊の方がそれぞれお待ち頂きます。
不妊治療を受けられる方に、なるべく心の負担が軽くゆったりとお待ち頂けるように、中待合室を分けています。
診察室

診察予約について

待ち時間を短縮するために、予約制を取り入れております。診察終了後、なるべく次回受診日と時間を予約してお帰り下さい。

診察担当医について

当院は複数の常勤医師がおり、曜日によって外来医師が違うため、毎回同じ医師の診察を受けることはできません。
また、採卵日・胚移植日も固定ではありませんので、採卵または胚移植する医師も決まっておりません。

予約の受付時間

曜日 予約受付時間
月曜日~金曜日 10:00~17:00
土曜日 10:00~12:00
午前の診療の予約 前日の17:00までにお取りください。
(土曜日は12:00まで)
午後の診療の予約 当日の15:00までにお取りください。
(土曜日の午後は休診)
予約専用電話番号
TEL:079-271-6667
お間違えの無いようお願いいたします。
  • 不妊外来はその他の外来(妊婦外来)とは分けて別の医師が診察を行い、なるべく待ち時間が少なくなるように、また時間をかけて診察し、説明できるように変更しております。 来院されましたら、診察券を受付機に通し、受付番号の案内がありましたら第2中待合にお入り下さい。
  • 日曜・祭日は予約された方のみ診察します。
    注射:9時30分~10時 / エコー:10時~