保健指導で行うケア
妊娠16~20週に行う助産師によるマンツーマンの保健指導で授乳について話しをしています。
- 今回の授乳についての質問や不安なことなどを聞き一緒に考えます。
- 経産婦様には今までの授乳についての不安や悩みや辛かった事などのお話を聞き解決できるように一緒に考えます。
- 出産後の授乳はどうしたいと思っているかを聞きます。
- 授乳の準備としての乳管開通法について説明します。
- それぞれ妊婦様にあった妊娠中のおっぱいケアを説明します。
マザークラスで行うケア
最初に参加されたママ方にグループに分かれて頂き、
特に聞きたいこと、不安なこと、気になることを一緒に話し合い、それを内容に組み込みながら参加型で進めていきます。
基本的な内容として |
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出産されましたら早期母子接触を行うことにより、母乳の分泌を促進します。
詳しくは お産について・早期母子接触のページ をご覧ください
当院は助産師、看護師ともに母乳指導に力を入れています。
当院はできるだけ母乳哺育を勧めます。赤ちゃんにとって最高の栄養は母乳です。
母乳で育てることにより母子のスキンシップが高まるだけでなく、赤ちゃんが病気に対する抵抗力をつけ、脳やあごを発達させる等の利点もあります。
おっぱいの準備 | 『母乳で育てたいな』とお思いなら、妊娠中からおっぱいの手入れをすることが大切です。 マザークラス・助産師外来で乳頭・乳輪部マッサージを指導します。出産後赤ちゃんが母乳をうまく吸えることができるように妊娠5ヶ月に入り、妊娠経過も順調ならマッサージを始めましょう。 |
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頻回授乳 | 出産後は、1時間以内に赤ちゃんにおっぱいを吸わせます。ご希望なら出産直後から24時間母子同室や頻回授乳もできます。 |
1週間健診 | 退院後1週間頃には母子ともに来院していただき、助産師が赤ちゃんの体重をはかり母乳が足りているかなどをチェックします。この時も、母乳などあらゆる心配事についてご相談に乗り、母子共に順調に過ごせるよう、アドバイスいたします。 |