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一般不妊治療

一般不妊治療とはFor general infertility treatment

精子と卵子の出会いが、自然妊娠と同様に女性の体内で行われる治療方法です。
女性の体内を妊娠しやすい状態にする為に、薬を利用したり、人工授精を行います。

一般不妊治療のステップ

不妊検査

まずはどこに不妊の原因があるのかを検査していきます。

不妊検査について

STEP1タイミング指導

6周期程度試して結果がでない場合は、人工授精へと進みます。

STEP2人工授精

この方法で妊娠した約8割の方が5回目までに結果が出ている事から、約5回をメドに次のステップを考慮します。

2つの一般不妊治療方法について

タイミング指導とは

不妊治療の最初のステップです。排卵日を予測し、妊娠の可能性の高い日に性交を持つよう指導していきます。
確実に排卵させるために、排卵誘発剤を併用することもあります。

タイミング指導のポイント

01排卵日の予測

妊娠するには、排卵がおきるタイミングに合わせて、性交を行う必要が あります。
その為に必要なののが、排卵日を的確に予測する事です。

02予測方法

基礎体温

基礎体温からご自身の体のリズムを知ることが出来ます。基礎体温は低温層・高温層に分かれています。
排卵直前に体温が急激に下がり、その後高温層へ移行していきます。この体温変化が起こる時が、排卵の目安となります。

卵胞の大きさ

経膣超音波で卵胞の大きさを測定し、排卵時期を予測します。
卵胞は通常1日1.5mmずつ大きくなり、直径が20mm程度まで発育すると排卵がおこります。

尿中LH検査(排卵チェック薬)

卵胞が大きくなり排卵直前になると、黄体形成ホルモン(LH)が大量に分泌されます。
この大量のLHに卵巣が反応して排卵が起きます。これを『LHサージ』と言います。
排卵チェック薬を使用し、LHサージを検出して排卵日の予測をします。
排卵チェック薬が陽性になれば約1日後に排卵がおこります。

頚管粘液検査

頚管粘液とは「おりもの」の事です。頚管粘液は、排卵日が近づくと粘り気を帯び量も増えてきます。
子宮頚管粘液を針のない注射器で吸い取って、量・透明度・粘り気などを確認します。
また、頚管粘液を顕微鏡で観察します。

人工授精(AIH)とは

より多くの精子を卵子のより近くに送り込み、受精の確率を増やす方法です。
タイミング指導で妊娠に至らない場合や、精子の数が少ない・頚管粘液に異常がある・性交が出来ない方が適応となります。
クロミフェン療法・hMGーhCG療法などの排卵誘発法と併用して治療を行う場合もあります。
人工授精が行える条件は、女性の卵管が塞がっていない必要があります。
卵管が詰まっていると、精子と卵子が出会うことが出来なくなります。

人工授精の流れ

01排卵日の測定

卵胞径をエコーで測定し排卵日を予測し、排卵日に合わせ人工授精の実施日を決定します。 卵胞の成熟が確認できればHCGを注射します。HCGは排卵させるだけ でなく、子宮内膜を厚くする作用もあり着床を助けます。

02精液の採取

主人にご自宅で、マスタベーションにて精液を採取して頂きます。精液 所見が悪い方は医院での採取となります。採取用の容器は当院でお渡し します。採精していただいた精液は、精液を採取してから4時間以内に 奥様に持参して頂きます。

03精液の洗浄と濃縮

採精して頂いた精液は、洗浄・濃縮の作業を行います。洗浄は精液中のゴミや細菌の除去、濃縮は運動性の良い精液だけを選びだす作業で、より妊娠する率を高める為に行います。

04精液を子宮内に注入(人工授精)

精液の処理が終われば、子宮内に運動性の良い精子を細いカテーテルで約0.3ccほど注入します。この処置は痛みもなく、短時間で終了します。

05排卵の確認

基礎体温が高温相になれば来院していただきます。 超音波で排卵の確認と、子宮内膜の厚さを測定します。 排卵を確認できれば、着床しやすくするように黄体ホルモン剤・卵胞ホルモン剤を内服します。