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帝王切開について

帝王切開について

現在の日本では、5人に1人が帝王切開で出産しており、
帝王切開には「予定帝王切開」と「緊急帝王切開」の2パターンがあります。

  • 予定帝王切開

    予め帝王切開の日時を決めて、その予定された日に実施する帝王切開のことを 予定帝王切開と呼びます。
    妊娠38週頃に手術を行います。当院では手術当日11時入院13時から手術となります。
    適応骨盤位、双胎、前回帝王切開、子宮筋腫核出の既往歴、前置胎盤

  • 緊急帝王切開

    お母さんや胎児の状況によって、速やかな出産を要する際に実施する帝王切開のことを緊急帝王切開と呼びます。
    適応胎児機能不全、分娩停止、常位胎盤早期剥離、妊娠高血圧症候群

当院では24時間いつでも緊急手術ができるように
医師(昼間3人、夜間2人)と看護師 (昼間8人、夜間3人)を配置しております。

手術の流れ

  • 手術の説明

    帝王切開を行う前に家族に手術について説明を行い、同意を得てから手術を行います。

  • 手術室に移動

麻酔の方法

局所麻酔(腰椎麻酔)で行います。
背中に針を刺して局所麻酔薬を注入します。
麻酔の効果はすぐに表れ麻酔の持続時間は2~3時間です。
お母さまの意識はあるため、赤ちゃんの産声を聞き、
すぐに対面することができます。

手術の方法

帝王切開には、お腹の中央を縦に切る「縦切開」と
お腹の下部を横に切る「横切開」 の2種類の方法があり、
それぞれにメリット・デメリットがあります。

縦切開

縦切開の方が赤ちゃんを早く出産できるメリットはありますが、傷跡がどうしても目立ちやすくなります。

横切開

横切開は恥毛のすぐ上を切開するので、傷跡が目立ちにくいという利点がありますが 赤ちゃんを娩出するまでの時間が縦切開に比べて長くなります。

※当院では、現在は基本的に横切開で行っていますが、超緊急の帝王切開や縦切開の傷がある妊婦様は縦切開を行っております。
手術時間は 平均40分(30分から50分)です。